想い出に涙する

elanです。

 この後の文章は、何年か前に書き、その後加筆修正したものです。

私が市郎さんのブログにあまり書き込むことができなかったのは、屈託無く趣味に没頭したりできなかったので、みなさんの輪に入るのにどこか後ろめたい気持ちがあったことが一つ。

もう一つには、やはり気後れしていたということがありました。

市ファンとして、当時本当にポロポロと涙をこぼしながら書き、今でも読み返すとどういうわけか目が潤むのです。

そんな自分でしたが、今ではみなさんに混じってコメント書いたり、市郎さんともお付き合いしていただくことができるようになりました。

ここに載せるには、ちょっとよそよそしい文章ですが、市郎さんの、「そのまま載せたまえよ」とのお言葉に、そのまま掲載させていただきます。

 


 

 想い出に涙する

 

 ある日、あるブログに初めてコメントした。
 そのブログは何年も前から公開されていてずっと読んでいた。いや、それ以前に、彼が写真を撮りレポートを書いていた雑誌を、小学生の終わり頃か、中学生のはじめの頃からずっと読んでいた。彼は子供の頃から最も敬愛するヒーローの一人だ。
 そのブログを書いてらっしゃるイチローさんは、先日七十歳の誕生日を迎えられたばかり。彼は、その方面では一流のフォトグラファーで、彼の写真を見て育ったファンが世界中に大勢居る。

 書いているブログの中で、これまでの膨大なノウハウも、教訓も、自らの失敗も、写真も、過去に商業誌に掲載された記事すらも、無償で公開している。
 ギャラも高額で引く手数多の忙しさの中(現在はセミリタイア中)、様々な試行錯誤を続けていて、後続に何の見返りも無く伝えられる事を伝えようとしている。
 猛烈に忙しい筈なのに、かなりの数のコメント全てに目を通し、心のこもった返事を書き続けている。うっかりすると、コメントを膨らませて、長文の返信をするくらい、それはそれは心のこもった対応だ。

 彼は若い頃単身渡米し、コネも金も無く大変な苦労をして今に至っている。当時のロスだから、まだまだ人種に対する偏見も強かっただろうし、その中から這い上がって行くのは、並大抵の事では無かったはずだ。しかし、強いマインドセットと洞察力、行動力が、自分とその周りの世界も変えてしまう事を証明した人だ。決して一握りの天才なんかじゃない。常に人を上回る努力をして常に学習し、諦めずに考えて改善して生きて来た人だ。
 何のコネも無かった日本人が、FBI SWATのスナイパーの教官と友達になって、プロに混じってトレーニングを受けられる筈も無いのだが、彼は若い頃、すでにそこに潜り込んで、FBIのスナイパートレーニングを受けていた。本来取材どころか、見るのも御法度のUS NAVY SEALチームの取材もするし、メーカーから開発中の銃器(もちろん本物)のプロトタイプを送られて意見を求められたりもする。

 若い頃から、競技にも出ないで、銃の良し悪しを語るなど滑稽だと言い、ずっと射撃競技の現役で、今でもシニアクラスではトップを走る。(実はUS Bianch Cupで全米8位になったこともある。)

 その彼に初めて会ったのは、三十年近く前、あるイベント会場でだった。
 その時、参加者はちょっとしたテクニックの講習を受け、その後でサインをもらった。「すいません、サインをお願いします。」それしか言えなかった。
 時は流れて、その方面の趣味への興味が薄れていた時期も長かったのだが、彼の書いた記事には時折触れていて、忘れる事はなかった。彼の書くレポートは、基本的に銃の解説などが主な内容だが、その底流には常に人間の生き方が垣間見えていた。

 彼も高齢になり、もしかしたらもう二度と会えないかも知れないと思うようになった。だが、まさかアメリカまで押し掛けて行くわけにもいかないし、時々来日するけれども、仕事で来るわけだから、邪魔になってはいけないし、そんなところへノコノコと、あちらには何のメリットも無いのに貴重な時間を使わせるわけにはいかないではないか。
 多分その考えを話したら怒られるとは思うけど。
 まぁ、そこまでシリアスに考えたわけではないのだけど、なんとなく寂しさを感じていたわけだ。
 ところがある日、来日する仕事の合間に、「日本では刃物による事件が多発しているようだから、対ナイフ護身術訓練でもやろうかね~、来たい人は来なさいね~」という呼びかけがあった。 
 マジか?!
 えぇ、すっ飛んで行きましたとも。
 チャンスは行動する人間にだけ与えられるんだ。
 募集はブログで告知された。参加費は千円だけど、単に会場代としてそのくらいかかるからと。スタッフもみんなボランティア。
 実は参加者には、土産の類いは持ってくるなと釘を刺されていた。にも関わらず、過去のブログの記事から、彼が良い日本酒を少しだけ嗜む事を知っていたので、旅先での負担も考えて、八海山の一升瓶ではなく四号瓶の純米を持って行った。よく思われたいわけでも覚えてもらいたいわけでもおべっかを使いたいわけでもなく、ただ子供の頃からたくさんの事を学ばせてもらった事に、ほんの少し、感謝の気持ちを伝えたかったからだ。
 当日会場に早めに入ると、しばらくして彼が現れた。大男ではなく細身で、やや声が高くて、知らない人にはむしろ華奢に見える風貌だ。
 その時、御年六十八歳。その人が、凄まじい戦闘力を持っているとは誰が想像出来ようか?
 だがしかし、そこに集まったみんなはその事を知っている。
 訓練が始まる前に声をかけ、昔彼が書いた小説にサインをお願いした。かつて東京タワーのイベント会場でお会いした事、サインをねだった事を手短に話して、酒の瓶を渡した時に、急に険しい顔になって怒られた。
「かといってぶん殴るわけにもいかないしなあ・・・ありがとう。」そう言って受け取ってくれた。

 訓練は大変貴重な、日本にいたら受けられそうも無い内容で、非常に実践的だった。現役の自衛官や警察官も大勢混じっていた。二人組になって、模擬ナイフでナイフファイトもやった。あの時のメンバーは、刃物を持った暴漢に易々とやられる事はないだろう。

 その後、再び今度は薩摩で訓練が開催される時、ブログにはこう書いてあった。

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江戸訓練ではお土産を持ってこないでと
お願いしていたにもカカラワズ
大勢の方々から差し入れをいただき、
まさかルール違反だなんてジェッタイに
言えず、とても感謝、、というかその
暖かい気持ちに感動しています。
んで、
薩摩訓練においても、
何かイチローに渡してやりたいという
気持ちをもっている方々がおられると想う
のですが、これはやめて頂きたいと・・・

理由は2つです、
人がワシに逢いに来てくれるだけで
嬉しいのに、その上にオカネを使わせる
なんてとても心苦しいのです。
なんだか借りができたような気持ちに
なってお礼をしないとイカンという
プレッシャーになります。
もともとワシは、もらうということに
抵抗を感じる性格なんですね~

もうひとつの理由は、
旅先で荷物が増えると運ぶのに
大変なんです。必要最小限度の
荷物で移動しているのにもらい物が
あると抱えきれなくなって困ってしまう
のです。
ですから、薩摩訓練ではいっさいの
お土産は禁止ですよっ!
================

 これは、参加者に変な気を遣わせたくないという思い遣りの現れだと思った。
 でも、わかっていてルールを破った自分を少し後ろめたく思った。
 そんな後ろめたさを感じながらも、彼が帰国して、その後も更新され続けるブログとそこに付くコメントを読んでいたけれど、どうしてもコメント出来なかった。関心のある記事もたくさんあったのに。
 ところがある日彼のブログを訪れると、訓練の時にサインをいただいた本の事について書かれていた。発行部数も少ないし、再版はされないだろう事から、読みたい希望者が多ければ、ここに載せるぞと。

初めてコメントした。

『初めてコメントいたします。
以前、対ナイフトレーニングの際に、厚かましくも本を持参してサインしていただきました。
大切な蔵書です。
ありがとうございました。』

そして彼が返事をくれた。
『○○さん、覚えていますよ。あのときはなぜか驚きましたよ。すこし書き直しますからここでもゆっくりと少しずつ読み返してくださいな。

覚えていてくれたんだ。
反射的にまたコメントを書いた。

『あ、すいません。
不覚にも何故か涙が出てしまって。
あの時も、余計な物を持って行って怒られました。
けれども、お会いしたら、ささやかでも何でもいいからお礼をしたかったんです。
小学生の頃から、イチローさんがレポートを書き始めた頃からずっと読んでました。
突き詰めれば、銃の話だけで収まる訳もなく、時に人生を教えてもらいました。
人間は強くしなやかに生きるべきで、本質はどんなに愚かでも、考え続け、死ぬまで生きるのだと。
手紙も書けず、初めて東京タワーでお会いして以来、なにも出来ませんでした。
こんな言い方は失礼な事は承知の上で申しますが、元気なイチローさんにお会い出来た事がどれほど嬉しかったか。
本当は、その後の食事にもおつきあいしたかったのですが、気後れしてその場を去りました。

あぁだめだ、書いていて涙が止まりません。

もしまたお会い出来たなら、その時は変に構えずに、少年だった心のままお話しさせていただきます。』

そしてそのコメントにこう返事をくれた。

『>>あぁだめだ、書いていて涙が止まりません。。○○さん、こういう想い出に涙するのは大人となりながらも少年の心をきちんともっている証だと想うのですよ。君のようなファンがいてくるなんてワシは心から幸せだと感じますし、ああ、このブログをやっていて良かったなぁ~と・・つくづく想います・・グススン♪』

 なぜだか気後れして、言葉を発する事すら難しかったのに、ようやくわだかまっていた自分の中のモヤモヤにケリがついたような気がした。

 それからもう六年が過ぎた。

 今年破産することを決めてから、彼が競技用のホルスターを改良していることを知り、しかしそれはとても昔に絶版になった希少品で、改造するにしてもモノが無い。できればそれを現代のオンデマンドファブリケーションで、改良版を作る手伝いができないかと考えて、連絡を取った。

 とても勇気の要ることだったけど、イチローさんは返事をくれて、一緒にデザインすることになった。いつ形になるかわからないけれども、せめてイチローさんの使う分だけでも形にしたいと思う。

 子供の頃は憧れのヒーローだった人と、こうして繋がることができた。

 Be STRONG!

 さあ、まだまだこれからだ。

42件のコメント

  1. 晴れ晴れショー

    私も、こうやって拙いながらもイチローさんや他の方々と繋がる事が出来て、今はとても良かったと思っています。
    本当、これからもよろしくお願いします。m(__)m
    ありがとうございます。👍

    • elan

      市郎さんを中心にして、みなさんとこうして繋がれて良かったですよね。
      こちらこそよろしくおねがいします😊

  2. dnag(ドナグ)

    elanさんの市郎さん体験を読んで、すごく共感できました。私が市郎さんにお会いできて感じた感覚も同じです。

    市郎さんは、みんなにとって憧れのヒーローであり、同時に身近な存在でもある。不思議すぎて、私には文章化できません。

    さて、不遜にも我らがイチローさんを主人公に進めさせていただいております物語の続きを書きましたので、載せていただければ幸せここに極まれり、という感を持っております。

    実は年末にパソ子が起動しなくなりまして、クリーンインストールを余儀なくされました。リカバリディスクを受け付けないという謎のエラーがでて4回リカバリに失敗。しかし、そこはそれ、長崎訓練時に市郎さんに「Be Strong!!」とサインしていただいたビスト・パソ子ですので強さをみせまして、5回目のリカバリで起動するようになりました。さすがビスト根性を叩き込まれたガジェットは強いです。しかし、書きかけの6話目を含む、これまで書いてきました物語がすべて失われてしまいましたので、それを書き直すのに時間がかかってしまいました。すみません。

    このお話のあらすじは、
    タイ、バンコク日本人学校に勤務するジュン先生が生徒1名とともに誘拐されてしまう。
    主人公イチローがそれを救出に向かう。さて、助けられるか?
    という単純なものです。が、気が付けば現在6話目。「もう終わります」と言っておきながらまだ続きそうです。すみません。

    なお、過去作は
    第1話「サンフランシスコより」
    第2話「3 挺のトゥライアル」
    第3話「フレズノスティール」
    第4話「ブラックウィドウ」
    第5話「クリスマスは射撃で」
    の各エントリーに載せていただいております。掲載していただけますことを、毎回新鮮な気持ちで感謝しております!市郎さん、elanさん、みなさん、ありがとうございます!!

    ――――――――――

    イチローが流れるような一連の動作で5連射する。あまりに連射が速いため、マシンガンのバースト射撃のような発射音が響き渡る。30m離れた5名の男たちの頭が弾ける。5名の内、2名は歩いていた、つまり動く標的だったわけだが、「ムーヴァー」という動体射撃の訓練を積んだイチローにとってはまったく問題なかった。通常なら複数弾撃ち込まなければならないが、この時のイチローは相当な精密射撃を行っており、正確に男たちの脳幹を破壊していた。マルパッソが、隠れているピックアップの荷台に転がるUZIを急いで拾いながら驚く。「これほど芸術的な射撃ができる敵とはなにものだ?(ぜひサインが欲しい)」。男たちが倒れこむと同時に、息をきらせていたキム・ソンテク(木村先生)がジュンと張晴少年のもとに駆け寄る。走りながらマガジンをペクト山拳銃に叩き込み、スライドを引く。座らされているジュンに、鳩山がにじり寄っている。

    イチローめがけてマルパッソはUZI を連射するが、本能的にそれが無駄なことだと悟っていた。イチローも、ソンテクに次いでジュンたちのもとに走り寄っていたが、UZIの弾をことごとくよけてしまう。実は、イチローはUZIの銃口のポイント先をよく見て、その振れ具合に合わせて走る速度を調整しているのだが、はた目には神が奇跡の御業でイチローから弾を外しているように見える。UZIのマガジンが空になり連射が止んだ。マルパッソはリロードのためピックアップの陰に隠れ、銃口を上に向けて古いマガジンを抜いた。走りながらイチローはピンポイントでピックアップの陰から覗くUZIのバレルを撃って、ひん曲げてしまう。つぶれて曲がった銃身をみてマルパッソはおののく。「少しでも体をさらせば、そこを撃たれてしまう。それにしても、走りながらバレルを撃ち、当ててしまうとはなんという神業だ?(ぜひサインが欲しい)」

    鳩山は地面に肘をついて、這いながらジュンの方に近づいている。手にはグロック19を持っていた。マルパッソの注意がイチローに向いているうちにジュンを殺してしまいたい。本当なら、ナイフでゆっくり解体したいが、その時間はない。拳銃で撃つしかないが、どうせ撃つなら、顔を撃ちたい。ジュンの美しい顔が、グロテスクな肉塊に変化するようすをこの目で見たい。鳩山はその一心でジュンに向かって這ってくる。

    ソンテクが這っていく鳩山めがけてペクト山拳銃を撃つ。が、弾が出ない。幾らトリガーを引いてもハンマーがカチンとファイアリングピンを打つだけで弾が出ない。この時、ソンテクのペクト山拳銃の中ではAFPB(オートマチックファイアリングピンブロック)の小さなパーツが割れて引っ込まなくなり、いくらハンマーがファイアリングピンを叩こうともその打撃が弾薬底部のプライマーに伝わらなくなっていた。不発かと思いスライドを操作するが、弾はやはり出ないままだ。「祖国を裏切ったら、祖国製の拳銃が動きを止めた。なんという喜劇だ」とソンテクは思う。鳩山は、銃口をジュンの顔に近づけ、トリガーを引こうとしている。ソンテクは、鳩山とジュンのすぐそばまで来ている。屑鉄になったペクト山拳銃を思いきり鳩山めがけて投げつける。バン!鳩山がトリガーを引いたが、横っ面に1キロもある拳銃をぶつけられ、手元が狂い、ジュンの顔から弾がそれてしまう。ジュンの頬に、9ミリ弾がかすめた赤い擦過傷とやけどができる。ソンテクが怒りにまかせて鳩山に体当たりする。2人はもみあうが、グロックを持った鳩山が3、4発ソンテクの腹を撃つとソンテクはぐったりとしてしまい、動きを止める。これで邪魔者はいなくなった。ジュンを撃たなければチャンスがなくなる、と鳩山がジュンに向き直る。ソンテクが「ジュン先生を、ジュンを殺すな・・・」と言葉を発するが、ひと声ごとに腹に激痛が走り、言葉は声にならない。鳩山が満面の笑みを浮かべグロックを握りなおす。

    その笑みの鼻っ柱にドドドッと3つ、9ミリの穴が開く。イチローが撃った弾だった。後頭部から鳩山の邪悪な脳漿が飛び出す。握力を無くした手がグロックを落とす。本能的に自分の死を感じた鳩山の体は、強烈な快感に襲われ、射精を繰り返した。

    イチローはマルパッソに向けていた銃口を鳩山に向けなおして発砲しながら呆れていた。イチローは、改めて倒れたソンテク、頬に筋を入れられたジュンを見た。呆れはすぐ怒りに転じ、さらに鳩山の顔の中心に弾を放ち続けた。イチローが空になった20連弾倉を交換するころには、鳩山の顔面は中央部がなくなっていた。

    イチローが珍しく感情的になり、鳩山に弾倉いっぱいの弾を放ったことはマルパッソに有利に働いた。ほんの数秒あれば、腰から2丁のスコープ付きコルトパイソン・8インチ・ハンターモデルを抜き、ハンマーを起こしてジュンと張晴少年に向けることはたやすかった。イチローが瞬時にそれを察知してマルパッソの方を向こうとするが、マルパッソのだみ声がそれを制する。「おい、じいさん、俺のリボルバーの撃鉄は起きている。1.2キロまでカスタムチューンで軽くしてあるシングルトリガーだ。その気がなくても誤射してしまうかもな」。「ワッシを撃たないのか?」とイチロー。「まぁ、落ち着け、じいさん。ガキと女から、10m離れてもらおう、ゆっくり歩け」。イチローがジュンと張晴少年から10m離れる。入れ違いにマルパッソがジュンと張晴少年のそばによる。銃口は2人に向けたままだ。「じいさん、銃口を空に向けたままゆっくりとこっちを向け」。イチローがゆっくりとマルパッソと向き合う。「そいつは、SIGのP226、イリートモデル、SAOだな。R226マウントでダットサイト付き、他アクセサリー満載に20連マグか。いい拳銃使ってるな。」とマルパッソが銃ヲタクぶりを披露する。「では、じいさん、拳銃を地面に置くんだ。そっとな、後で俺がいただく予定だからダットを割るなよ」。イチローが身体の前方1m離れたところに右手のR226SAOを、グリップが右に突き出るように慎重に、何かのセッティングをするように置く。左腰の予備のR226はグリップを左に突き出すように、右同様慎重に置く。拳銃のさらに横数十センチに手りゅう弾を入れたバンダリアを捨てる。置き終わると、拳銃から一歩離れた。ズボン右ポケットのS&Wセンチニアルはそのままだが、イチローは現時点でそれを使うつもりはない。

    イチローは落ち着いた声で繰り返す。「なぜワッシを撃たないんだと訊いているんだが?。」「じいさん、あんたは俺に信じられないくらいの射撃を見せた。相手に察知されない距離から5名の脳幹を撃ちぬいた。鈍重なライフルではなく、拳銃で。それに走りながら俺のUZIをよけた。どうやったんだ?おまけに走りざまにUZIのバレルと鳩山の頭を撃ちぬいた。あんたは只者ではないはずだ。マーセナリーか何かか?(ぜひサインが欲しい)あんた、俺たちの仲間にならないか?俺の名はマルパッソ。俺とパク大佐のもとで働くつもりはないか?かなりの高給を約束するぞ」。

    「ワッシは、悪漢に雇われることはない。」イチローは吐き捨てるように言葉を発する。

    「そうか、残念だ。では惜しいが死んでもらおう。死ぬ前に、一仕事やってもらうがな。裏切り者のキム・ソンテクを、あんたの腰のナイフで止めをさしてくれ。そいつは、俺が目をつけ、目をかけて工作員に仕立て上げたんだが、日本育ちのせいか、自分が日本人なのか共和国臣民(北朝鮮人)なのか本人もわからなくなってしまった出来損ないだ。そいつを銃弾一発ではなく、ナイフで苦しめながら殺すんだ。鳩山ほどじゃないが、俺も残酷なショーは好きなたちでね。見返りは大きいぞ。人質は解放するし、じいさん、あんたは苦しまずに俺の357マグナム1発で天国に送ってやる。どうだ、いい条件だろう?」

    瀕死のソンテクは、その条件を飲むようイチローに目線で合図を送ってくる。その顔は血を失って真っ青だ。

    イチローは首肯すると菊ナイフを抜いた。そして、一歩進んだところで、急に地面にばったりと倒れ伏したようにマルパッソには見えた。ナイフが地面に落ちるカチーン!という音が聞こえたような気がしたかと思うと倒れたイチローの突き出したこぶしが光ったように見えた。マルパッソはとっさに自分も倒れこんだ。自慢のパイソン・ハンター2丁拳銃が地面に落ちる。パパパーン!というR226SAOの発射音が響き、さっきまでマルパッソの立っていた位置の、ちょうど顔面のあった場所を9mmパラベラム弾が空を切り裂いて飛んで行った。「なんというやつだ!!この短時間に、この近距離からあいつはプローンポジション(伏せ撃ち姿勢)をとったというのか?さっき地面に拳銃を丁寧に置いていたのは、俺に言われたからじゃない、プローンで確実に拳銃を握れるように調整していたのか?すごいやつだ(サインが欲しい)。ぜひとも仲間にしたい」マルパッソは地面のパイソン・ハンターを拾い上げようとした。その手を拳銃ごとイチローの靴が踏みつける。伏せるのも速いが、起き上がるのも速い。しかも音を消して走れる。「なあ、あんたを味方にしたいんだ。もう一度考えてくれないか?」とマルパッソ。「それは命乞いか?」とイチロー。「そんなつもりはない。俺は今まで、いろんな奴と戦ってきたが、あんたは特別強い。ただ、一緒に戦いたいだけだ」とマルパッソが神妙に答える。「そうか、マルパッソといったな。ワッシも、お前さんの殺気を読み取る能力に感心していたんだよ。どんなこだわりがあるのか知らないが、使いづらいパイソン・ハンターでこれまで死地を切り抜けてきたこだわりも称賛できる。来世で、一緒に戦えるといいな、これは本心だ。ジュン、少年の目をつぶらせろ。」というや、R226のトリガーを引いた。マルパッソは、未練いっぱいという表情でこの世を去った。

    「イチローね?」とジュンがイチローに訊く。「屋久島でフォトの撮り方を教えてくれたイチローね?どうしてあなたがここへ?なんでそんなに戦えるの?あなたは何者?」とジュン。「ワッシのことは後回しだ。キム・ソンテク・・・木村先生が死にかけている。看てやってくれ」とイチロー。

    「本当に、ほんとうにすまないことを・・した」ソンテクが声を発する。ジュンがそのすぐそばに座り、自分のブラウスが血に染まるのも気にせずソンテクの介抱をする。止血のため、弾の入った傷口を手で押さえてやるが心臓が脈打つのと同期して次々にドクッドクッと血があふれてくる。「木村先生、しっかりして!」とジュンが叫ぶ。ソンテクは、自分に残された、この世で吐ける言葉はあとワンワードだけだと悟る。後一言発すれば、肺の活動とともに横隔膜が下がり、射入口から血が出て、自分の命は終わる。パク大佐のことを話すのが、一番じいさんの、ひいてはジュンのためになるだろうか?ジュンと張晴君に謝罪の言葉を連ねた方が、自分の思いが伝わるだろうか?半分日本人、半分北朝鮮人という自分の立場やこれまでの労苦を言えばジュンに自分の人生を肯定してもらえるだろうか?ソンテクの口の中が鉄の味でいっぱいになり、体が急に寒くなる。早く最期の一言を言わなければ・・・。「イチロー、木村先生に救急車は呼べないの?ヘリは?このままじゃ本当に・・・」早口でイチローにまくしたてているジュンに向かってソンテクは、言う。「ジュン先生、ずっと好きでした・・・」。その声はあまりに弱弱しく、小さく、イチローにしゃべり続けるジュンの耳には届かなかった。ソンテクは、しかし満足だった。最愛の人の腕の中で人生を終えられる。ずっと自分の居場所が欲しかった。今、やっと自分の居場所にたどり着いた。ソンテクの命の火が消えた瞬間、その口元は満足げにほほ笑む形をしていた。

    イチローは、ソンテクの死体をマルパッソやスワングループの死体とは離れた地面に置いてやった。ジュンが張晴少年に抱き着いて泣いている。イチローはソンテクの死体が浮かべている微笑の意味を、正確に読み取って「ゆっくり眠れよ」と声をかけ、くるりと死体に背を向け、アイフォンを取り出す。ラン島警察に電話をかけ、日本人女性1名、少年1名を保護するようお願いする。応対にでた警官は、日本人が免責をいいことにタイ国内で騒動を起こしていることに腹を立てていたためなかなか答えてくれなかった。さらに厄介なことに、今度はその日本人5名が下町に現れて約100名のスワングループのチンピラと銃撃戦を始めたという。そのことで警察は手一杯だという。下町の警察署まで連れてくるなら一応保護はするという。しかし、それではMH60Sヘリでピックアップされる時、ジュンと少年が取り残されてしまう。イチローは警察の保護をあきらめ、ジュンと少年をヘリとのランデブーポイントであるタヤイ・ビーチに運ぶことにした。すると、応対にでていた警官が、警察署長に代わるという。パットと名乗る警察署長は、先ほどの警察官とは大違いで、まるで猫なで声のような声で、「2名の日本人ホステージは、責任を持ってラン島警察が保護し、ヘリへの受け渡しまでいたしましょう。ええ、大丈夫ですよ。あなた方は島のならず者どもや治安を乱す北朝鮮人と戦ってくださっている。本当に感謝していますよ。つきましては、現在のホステージ2名の位置と、ヘリのピックアップ地点を教えていただきたいのですが」と言ってきた。イチローは「さっきの警官は今、警察は手一杯だといっていたが人員をさけるのか?それから、銃撃戦のあっている下町にはいかせたくないのだが」と応対する。パット署長は「マイペンライ(大丈夫です)。下町におろしたくないとおっしゃるなら、現在地にとどまっていただくのがベストと思いますが、まわりに敵はいますか?」と言ってくる。「今はいないが、ここは敵の拠点だった場所だ。いつ何が現れるかわからない。ワッシもそちらの戦いに行かなければならない。ホステージ2人に腕のいい強い警官を護衛につけてくれると助かる。」とイチロー。「では、至急警官をそちらに送ります。あなたは警官が来るのを待ち、警官と入れ違いにバトルフィールドにむかわれるといい。戦闘が終わったら2人をヘリコプターまで誘導します。」「恩に着る」とイチローは礼を言う。「いえいえ、それで、現在地はどこです?ヘリとの合流点は?」「今、崖の上の教会だ。ヘリはタヤイ・ビーチに着く。頼んだぞ」。

    パット署長への電話を切ったイチローは丸波の番号をアイフォンで呼び出し、コールする。ジュンが助かったと、娘の声を聞かせてやりたかったのと、今、下町でどうなっているのか聞き出すためだ。しかし、丸波はでなかった。

    パット署長は、イチローの電話を切るなり、死んでも惜しくない部下2名を選んで軽武装のまま教会へ向かわせた。そして、私物のケータイ電話で、パク・リー大佐に電話をかける。「パットです。金は約束通りなんでしょうな?お探しのコンジープン(日本人)2名と、そのボスと思われるじいさんを見つけました。今、教会にいます。ヘリはタヤイ・ビーチに到着します。ええ、はい、では・・・」

    下町から警官がくるまでしばらく時間があった。イチローは、泣いているジュンに左腰に差しなおしたR226SAOの予備を、チェンバーホット、セフティを切ったSA状態で渡す。「いいかい、ジュン。悪い奴がきたら、これで撃つんだ」。「え?でも私ピストルなんて撃ったことない。人を撃つなんてできないと思う」。「ジュン、キャメラと同じ扱いだよ。このスコープ(実際はダット)の赤い点を、悪人の体に合わせて引き金を引くんだ。相手が動かなくなるまで撃ち続けなさい。20回撃てる。弾がなくなったら、この小さい5連発拳銃に持ち替えて撃ち続けなさい。」といって、ポケットのS&Wセンチニアルも渡す。「小さい方の拳銃は引き金が固いから、人差し指と中指の2本指で引くといい。大きい拳銃も、小さい拳銃も、撃つとき以外絶対に引き金に指を乗せてはいけないよ。どちらも安全装置はないからね。指を引き金に乗せるかどうかで撃つか撃たないかを決めるんだ(実際の226SAOにはセフティはある)両手で持って、腕をピンと伸ばして撃ちなさい」。まったくの初心者にオートマチック拳銃の扱いは難しい。狙いは幸いダットサイトなのでカメラのファインダーと同じ原理で使える。しかし、初弾装填、セフティのオンオフ、マグチェンジなどはできないと考えた方がいい。予備のマガジンを与えてもマガジンキャッチボタンとスライドリリースを教えなければならず、混乱するだけだ。弾が切れたらマガジンを変えるのではなく銃ごと変えた方がいい。SA状態のセフティオフで渡すのは一見危険だが、小さなハンマーやセフティレバーの操作をとっさにすることは、ジュンには無理だろう。それよりトリガーフィンガーのことを教えた方が、カメラ操作と同じ要領なので覚えやすいはず。また、アイッサリー・スタンスも、肘と肩の使い方が微妙なのだが、省略して「腕をピンと伸ばして」と教える。マルパッソの落としたパイソン・ハンターを使わせることも考えたが、スコープの扱いが難しいのと、鈍重なだけで6発しか撃てないパイソンは有効な選択肢ではなかった。そもそも、イチローはジュンにこのR226SAOで敵を倒してほしいわけではない。そう思うなら倒れている敵のAKライフルを渡すところだ。しかし、それではジュンを本格的に戦闘に巻き込むことになる。イチローは、まだジュンの安全が完全に確保されたとは考えていない。ジュンが過剰武装になることなく、かといって無防備になることもない、程よい線を探っているところだ。警官もこのシチュエーションで護身用の拳銃程度なら所持を許可してくれるだろう。

    ジュンが、ズボンの尻ポケットにイチローから受け取ったアイフォンを突っ込み、右前ポケットにセンチニアルをねじ込んだ。ジュンはすぐにでも父親である丸波に電話をかけたかった。しかし、現在交戦中の丸波とは話せない、先ほどかけたが不通だった。戦闘が終わったら丸波から電話させる、とイチローになだめられ、今は両手でSIGをグリップする方法を確かめている。「添えた左手の親指を、拳銃の後ろに回してはいけないよ・・・」とイチローが声をかけていると、教会への坂道を一台のパトカーが走ってきた。

    続く。

    • MIZ

      待ってましたヨ、ドナグさん。
      しかし!、PCトラブルとは。
      データが飛んでア然。
      その他の影響は大丈夫なのでしょうか?。
      私はハードディスクを信用していないので、作業用の内蔵ハードディスクの他に、保存用に1台バックアップ用に2台の外付けハードディスクを使ってます。
      ハードディスクもSSDも安くなりましたから、トラブったら入れ替えます。
      PC自体自作ですから気軽にチョチョイです。

      で、物語。
      よしっ!。まだまだ続く!。
      マルパッソがサヨナラしたのはチト残念ではありますが、パイソン・ハンターと共にヤラレタから本望でしょう。

      ドナグさん、この展開ならまだまだ引っ張れますよ。
      今後に期待です。

    • ももすけ

      dnagさん、あけましておめでとうございます
      今日も仕事中に読ませていただいてます。
      「ぜひサインが欲しい」 はダメです。
      思わず吹き出してしまって周りの白い目が・・・(~_~;)

      by 〝続く” がうれしいヲトコ

    • 市

      うん(^^)
      このシリアスな展開の中で「サイン欲しい」というファミリージョーク(身内だけが解る冗談)は大いに笑えるね(^o^) ドナギーにしてはすごくリラックスできて楽しく書けていると想うわ(^◇^) 自己解放はできたね(∩.∩)

    • elan

      パソコンのトラブル大変でしたね。
      起動して良かった良かった。

      市郎さんと繋がることができたのは、市郎さんがブログを通じて交流の門戸を開いてくださったからですが、その門をくぐることができないと繋がれなかったんですよね。
      気後れしていましたけど、今ではこうしてエッセイを載せてもらったり、ドナグさんは小説を書いたりして、ほんの少しの勇気を出して良かったですよね。

      小説も大好評ですね。
      続きを楽しみにしています。

    • dnag(ドナグ)

      MIZさん、切削をお読みいただきありがとうございます!

      MIZさんはPCに詳しいのですね!羨ましい限りです。それにしても、鉄壁のHDD環境ですね!自作PCというのも造詣が深いことを感じさせてくれますね。今度PCがダメになたらMIZさんのところに持っていこ、っと。

      マルパッソというキャラクターを好きになってくださってありがとうございます!

    • 市

      じつは、マルパッソは死んではいなかった。かれは爬虫類のよう強い身体で生き返った。これからはイチローの味方となって生きようと決心し活躍する。そして手柄を立てるたびにサインをひとつづつもらうこととなる・・・と、そういうふうに展開してほしいと願いまっす。
      (^○^)

    • dnag(ドナグ)

      ももすけさん、市郎さん、マルパッソのセリフ(思い?)で笑っていただけましたら本望でございます!

      書いていて、詰まってくると(どう書けばいいかわからなくなると)市郎さんはどう感じてくださるかはもちろんですが、ももすけさんがどう感じてくださるかなというのを大きな基準にしています。

      市郎さん、自己解放できたかどうか愚かな私には自分ではわからないのですが、楽しくかけました!!ありがとうございました。

      byももすけさんにお仕事中読んでいただけるのを楽しみにしているヲトコ。

    • 市

      ももすけ君が ぶぅーーっと吹いて、吐瀉物が前にいる女性にかかって、ももすけ君は土下座して謝って、それがもとで そのお金持ちの令嬢と結婚し、ドナギーが出す本はいつも100万部かってくれる、、ようなのを書いてほしいね(^◇^)

    • dnag(ドナグ)

      elanさん、PCのご心配をしてくださり、ありがとうございます。

      いや、もう「門戸を開いてくださっている市郎さんの、門をくぐる勇気」を後押ししてくださった(小説を掲載してみませんか?とおっしゃってくださった時のことです)のがelanさんですから、elanさんには無限の感謝を感じております。

      結局、やるかやらないか、なんですよね。

      物語、続きを楽しみにしてくださってありがとうございます、今後も精進させていただきます!

    • マロンパ 95

      ドナグさ~ん(^○^)/
      第6話、白い犬のよーに尾も白かっただーす♪
      ゴホービとして、ドナグさんがベッドの下に隠し持っているジェシカさんのフォトにサインをもらっておきますたYO♪
      (ついヒミツをバラしちゃったよーなUSO)
      m9(* ̄∇ ̄*) ゼヒサインガホシーンダヨネ

      by イチローさんのサインがもっとホシーオトコ

    • マロンパ 95

      >じつは、マルパッソは死んではいなかった。かれは爬虫類のよう強い身体で生き返った。これからはイチローの味方となって生きようと決心し活躍する。そして手柄を立てるたびにサインをひとつづつもらうこととなる・・・と、そういうふうに展開してほしいと願いまっす。
      (^○^)
      ↑↑
      うん♪うん♪うん♪
      MIZさんも残念がってくださっていることだすしおすし。マルパッソにはアイパッチでもさせて、ガラハッドのよーに復活させてはドナいだすかね~♪

      by 『キングスマン: ゴールデン・サークル』を早く観たいオトコ

  3. 晴れ晴れショー

    おっと、忘れてました。今日の総歩数合計は13277歩です。明日も頑張って歩きます。(^○^)

    • elan

      初めまして。

      YouTubeでたくさん動画観ました。

      今後ともよろしくお願いします。

  4. かかし

    イチローファンとしては恥ずかしいですが、イチローさんが本を出してたとは知りませんでした…アマゾンで探したら有りました!2600円で‼︎elanさん、大切な想い出話ありがとうございます😊しばらくしたらイチローさんの本を飼おうと思います。(今月はelanさんの破産のススメを飼ったので…)

    • elan

      破産のススメ、お買い上げありがとうございます。
      m(_ _)m

      市郎さんの紫電の炎は、パソコン表示だと右サイドに画像リンクがありまして、Amazonに飛ぶようになっています。残念ながら中古しか買えなくて、しかもプレミアがついていますけど。
      手に入るといいですね。

  5. MIZ

    elanさん、変な言い方ですけど、激しく共感できます!。

    「子供の頃は憧れのヒーローだった人と、こうして繋がることができた」。

    これは本当に嬉しかったですよね。
    自分が伝えたい事に対し、イチローさんが答えて下さる。
    中学高校の頃の自分に伝えて、いや、自慢してやりたいぐらいでしたから。

    • elan

      ほんと、子供の頃の自分に伝えたいですよね(笑)
      まるでウソか冗談みたいですもん。

      けれども、私たち自身も市郎さんに歩み寄る勇気を持てたから繋がれたんですよね。
      市郎さん自身は、変に持ち上げられるのは本意ではないし、人としてごく当たり前の付き合いができる相手なら、変に構えるのはおかしいだろー?というスタンスなんですが、こちらが構えていたんですよね。
      これからも精進して、できれば「こいつと知り合って良かったなぁ」と思ってもらえるよう、頑張りたいですね(^ ^)

  6. KO-1

    お疲れ様です。
    今夜はまた泊まり番‼️ 降ってます( ̄∀ ̄)今夜は何回出撃するやら(@_@)

    自分もあの東京タワーボーリング場に行きましたよ〜ヾ(๑╹◡╹)ノ” でも直ぐそこにイチ様が居たのにサインをお願いする事も出来ませんでしたよ〜( ̄▽ ̄)
    それからいく年⁉️ 江戸訓練でイチ様に逢った時は多分皆さんも涙を流したのでは(T ^ T)

    自分なんてあの後ワガママ&無理を行ってマリポサまで押しかけましたよ〜ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
    空港でイチ様が出迎えてくれた時なんて(><) 今でも思い出すと涙が止まりませ〜ん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

    あ〜またイチ様に逢いたいな〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡

    • elan

      昔東京タワーで一緒だったかもしれませんね。
      二回行きましたが、一度は市郎さんに高速プローンを習いました。

      ちょうど昨日、ミリブロのタフプロ研修のところを読んでいたんですよ。
      なんて楽しそうなんだろうと思いながら、微笑ましく読みました。
      私も市郎さんさんに会いたいです。

  7. 渡邉智彦

    お世話になります。
    渡邉智彦です。
    私もイチローさんファンになって、もう40年近くになります。
    elanさんの気持ち分かります。
    初めてイチローさんにお会いした感動は今も鮮明に覚えています。
    お会いして益々大好きになりました。
    それにイチローさんの廻りにいるファンの方達の心が気持ちいい方が多くて、イチローさんを
    囲む大きなエネルギーの輪のような物を感じました。自分が少しでもそのエネルギーの輪に触れた事を幸せに感じます。

    • elan

      市郎さんはやっぱり凄い実績がありますから、我々からしたら緊張して当たり前ですよね。
      その実績を積み上げていくのを見ていたんですもの。
      そして、ワシも頑張ったから、みんなも頑張れってメッセージをずっと伝えてくれました。
      その市郎さんを囲む輪に加われて、本当に良かったと思います。
      その輪の中で、お互いに高めあっていけると良いですよね。
      今後ともよろしくお願いします♫

  8. chatter box

    納得なお話です。
    私目も、イチローさんと会った時の事を思い出します。
    一回目は、MGC のイベントで遠巻きに、見る事しか出来なくて、やっとの思いでサインをもらう人の列に並んでじっと待って。サインをもらう時は声もかけられなくて・・・。
    その後、何度かお会いする機会があっても、いつも、今でも話しかける事がうまくできないでいます。
    緊張するのでしょうね。

    人間って、自分の中に偶像を作りあげてしまうと思うのですが、自分の場合は小学生の時にイチローさんのリポートを読み始めたわけです。
    その頃って、好きだったのは、コンバットのサンダース軍曹とか、ダーティーハリーとかなわけですが、それらはすべて吹替なんですよね。
    そんな方々って、大柄で無敵でダンディな声の持ち主だったので、イチローさんもそんな風にイメージしていたんですね。
    ところが、実際にお会いしたイチローさんは、意外と小柄で、そして少し甲高いしゃがれた優しく芯のある声の持ち主だったんですね。
    偶像と実際のギャップはあったにせよ。
    街中でお会いしても一瞬では気づかせないようなオジサン然とした(失礼!)風情はしておりますが、歩く姿や立ち居振る舞いが年齢の割に鍛えられている事がビシバシ伝わってきたり、その体から発せられるオーラに圧倒されてしまうんです
    何か、蛇ににらまれたカエルのようにウソをつけない、変な事言えないなと思うと、中々大きな声で話かけられないのは今でも変わりません。
    いい年して自分が情けないですが・・・。
    自分で勝手に思い込んでしまっているのかもしれませんが・・・。
    イチローさんはそんなことないと思われるかもしれませんが、私からすると自分の人生の羅針盤になった方なので、師匠(勝手に思ってますが)の前では緊張するのだと思います。
     自分の場合は、会ってお話するよりもこうして文章のやり取りの方が、素直になれる、もしくは自分と向き合いながら話をさせていただけるかもしれません。
     昨年、八王子でお会いした際もあまり話かけることできませんでしたから・・・。
     それでも、やはり次はいつか会えるかどうかと思うといてもたってもいられず、会いに行くことだけはさせていただきました。
     今度は、もう少し、頑張ってお話してみたいです。ハハハ。

    • elan

      少年時代は、みんなそんな感じだったんでしょうね。
      それに当時は、テレビや本の中の人は雲の上って感じでしたし。
      それがこうしてブログなどを通じて交流できるようになり、アメリカにいる市郎さんとやりとりできるなんて隔世の感があります。

      自分も歳を重ねて気がついたのですが、当たり前だけど人生一度きりなわけで、グズグズしているとチャンスは永遠に失われてしまうんですよね。
      だから勇気を出して、市郎さんにとって少しでも価値がある自分になって、胸を張ってお付き合いできるようになろうと決めました。
      おかげで人生の景色が変わって見えます。
      今度市郎さんが来日される際には、ご一緒できると良いですね。

  9. 晴れ晴れショー

    ドナグさん。本格的なガンファイト小説引き込まれてしまいました。(^○^)
    この、面白い小説を後少しで終わりにしてしまうのは、かなり勿体ないと私は個人的に思っているので、できましたら不定期でよいので続けていって頂けないでしょうか?是非ともその方向でいって頂けると私や、この小説を心待ちにされている方々に朗報になると思うのですが。
    まぁ、全てはドナグさんのタイミングになると思うのですが、是非ともよろしくお願いします。m(__)m

    • dnag(ドナグ)

      晴れ晴れさん、いつも拙作をお読みいただきありがとうございます!

      このお話は一度閉じますが、そうですね、不定期で書き進んでいくことはできそうですよね。

      晴れ晴れさんのように喜んでくださる方がおいででしたら、なんとかしたいと思います。

      晴れ晴れさん、ありがとうございました!!

  10. 市

    これだけの感受性があれば物書きとしてナリワイを立てられると感じるのはイチローだけではないだろうね。

    政治的な背景や小説の骨格はドナギーと松浪さんが担当し、ロマンの部分はelanが加味し、戦闘シーンはイチローが書く・・・こういう共著はどうかね。

    by どうせ儲からないけど、アメリカ人も納得できるような日本一のアクション巨編を世に出したいイチローさん。

    • 松浪和夫

       はい、やりましょう。

       ドナグさん
       まず、大沢在昌著『小説講座 売れる作家の全技術』を読んで下さい。読んだことがあるかもしれないけれど。
       小説に書く際の基本から応用まで、役に立つことがいっぱい書いてあります。ミステリー対象だけではありません。エンターテイメイント小説全般に当てはまります。とても参考になる本です。
       

    • 市

      おおう(゜◇゜)
      4匹 たちどころにそろったわ(^◇^)
      さっそく本を買おうぜい!!

    • dnag(ドナグ)

      市郎さん、お返事遅れましてすみません!

      すばらしい企画じゃないですか!私も乗った!!

      いい作品が生まれるんじゃないかと思います。映画原作をめざしましょう!!

    • dnag(ドナグ)

      松波さん、御本の紹介ありがとうございます!!

      さっそく取り寄せて勉強させていただきたいと思います!!

    • dnag(ドナグ)

      失礼したしました。

      上記コメントで、松浪さんを、松波さんと書いてしまいまいました。

      すみません、お詫びして訂正させていただきます。

      ごめんなさい、松浪さん。

    • dnag(ドナグ)

      再度、松浪さん。

      『小説講座 売れる作家の全技術』買わせていただきました!

      読んで1から勉強させていただこうと思います。ありがとうございました!!

    • 市

      晴れ晴れも涙することはあるかい?
      どういう時か知りたいよ。

  11. 晴れ晴れショー

    今日の総歩数合計は10143歩でした。
    又、明日もよろしくお願いします。
    m(__)m

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