フォトの添削を試みました
やれやれ、ここにきてアメリカのコロナは大増殖です。病室に空きがあったフレズノでもソロソロ患者で埋まってきたそうです。
思い切って、全世界で団結、食料を買い込んで1ヶ月間の外出禁止を実施したらどうなんでしょうね・・
たぶん発狂する人が多発するでしょうけどさ🥵
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さてさて、
投稿してくれた方々のフォトをハズカシながら(いやいやいやいや、日本ではヘリクダラないと高慢チキだときめつけられるとマロンバが知らせてくれたので)😁
皆さんのフォトを添削してみました。ここにオリジナルと添削後のフォトをズラズラズラと並べますので、どこがどう変わったかを自分で発見し、箇条書きにしてコメントをくださいな。
構図やライティングというのは「主観の世界」なので、正誤なんてありません。「好きか嫌いか、その中間のどこか」という判断でよいのです。ただ、見る人がどれだけの「観察力」を備えているかで「主観の質」も変わります。細かな観察ができれば「鑑賞力」がアップします。他人から好かれるフォトを撮るには、まず自分自身の映像を「冷静に鑑賞」することが大切です。
人の心は不思議なもので、自分が撮ったフォトは1番良いと思い込む性質があるんですよね。「これは良いはずだ、なぜなら俺が撮ったんだから」という心理ってあるものです。イチローには最初からコレがなかった。誰の作品も先入観なしに見ることができた。高校の写真部からは各自の写真をまとめてコンテストに応募してくれていたのですが、常時入選するのはイチローのみでした。他のも良いと想うのに、どうして自分だけなのかイチローには判らなかった。つまり、まだ鑑賞力がなかったのです。そして今は、他人の作品を見ると「ココはこうしたほうが視覚的に向上する」ということが認識できるようになりました。作品を見ると、作者の情熱や注意深さ、人間性まで感じられる時すらあります。いつの間にかイチローの内部で鑑賞力が育っていたのです。
鑑賞力の向上!!
これを目指しましょうね😊
じっと凝視する。
これで鑑賞力は育ちます。
なお、届いたフォトのサイズが大きいのや小さいのがあり、小さいのは画面が小さくなっています。
ブログ容量の節約もあり、コメント欄にフォトを下さる場合は500KB前後でいただけると有難いですよ。
では、はじまりー♪
アングルが高くてズリ落ち感があるので低くしよう。スライドあたりの描写も甘い。銃口あたりのトリミングに鋭さがない。マズルへの補助光を明るくする。
ここで真っ白な文字はデシャバリ過ぎ。こういう場合は画面の基調となる色から持ってくるのが好いんだよ。カラーコーディネイションされると品格を感じるものよ。白は野暮い!!
大胆に撮る!!
見せたい部分を強調する!!
しかし端正さを失うな!!
バットンはプロ級になるんだから厳しくどやす😁
晴れ晴れくんは銃の肌を見せるように撮らないといかんね。無駄な空間は省くのはもちろんだしね。じっくりと考えよう♪
ミーやんのは露出オーヴァーだな。だから質感が薄れて軽く見えてしまうんだ。忘れていたけど、露出も大切そのものよ。
ま、まぢか!。
なんと凄いことなんでしょう。プロの写真家(今更銀河一だなんて言わなくても・・・な。)が評価、添削してくれるなんて!。
こんな事、お金を払って教室に通うか、雑誌の応募に入選するか、でしょ?。
そりゃー気合いが入るってもんでしょう。
(お金も使うでしょう。機材に。)
で、ワタクシメの写真。
トーゼンの結果の『濃淡』によるメリハリ。重要なのが『角度』!。チョイ銃口上向き!。こんなの教えてもらわないと意識しないでしょ!。
ほんの僅かなんでしょうけど、確かに変わる!。
イヤイヤ、スゲーや。
イチローさん、ありがとうございます!。
銃口が少し下向きになっているので、上向きにしたことを見逃さないでね。見比べると気になるでしょ♪
1.赤背景のやつ
・左右の余白を上下と同じにしたので収まりが良くなった。
・左下の影が無くなることで画面全体のバランスが良くなった。
・四角い形の被写体を四角い枠に入れると動きが無くなる。動きを出すにはGUNの向きや撮る方向を変える必要がある。
2.RMR付きのハイキャパ4.3
・左下、右上の光に影を入れることで銃本体のみに目線が向くようになった。
・光の当たる場所が下から大中小と3か所に別れ視線がスライド先端→サムセフティ→マグウエルと誘導され銃のカッコ良さが引き立った。
それにしても、お忙しい中、作例を示していただけるにゃんてファン冥利に尽きますにゃ。重ねてありがとうございました。(^^)/
ちびゆき
誠に誠にありがとうございます。
「P226ホールドオープン」は「首切り写真」でした。いや「頭切り写真」でした。
「P226下向き」は下に力なく垂れていました。ムクッ!と力強くなりました。
「MEU」は「板の木目の写真」でした「銃の写真」になりました。
「M9」はただの無駄な空間だった下と左右が無くなり、明るさが抑えられて銃のラインがくっきり強く見えるようになりました。
「SVコンプ」は明るさが抑えられて、グリップのテカリも消え、下の布が沈んで銃が上品に浮き上がりました。左の余白が増えグリップセーフティーのテールの曲線がのびやかになりました。
「SV3.9」※これは「下が添削」だと思います。スライド前部とチャンバーの白飛びが無くなり、ぼやけていた形がくっきりしました。左と下の余白が少なくなり、グリップ後端とグリップセーフティー、テールのラインがくっきり目に入るようになりました。囲われている空間に空気のダダ洩れる隙間が無くなったように感じます。銃の重さがとがっているテールとグリップの先端掛かっていて安定しているように感じます。ハンマー形もスッと目に入ります。
スライドとグリップのラインには板のラインが強く干渉するので、これをうまくこなさないとね。そのためには板ラインを斜めに使ってダイナミックな調和にトライしよう。
技術的には高いのだから、これからは感性を磨くのだ!!
「SV3.9」の「添削いただいたところ」の追加です。グリップが明るくなってチェッカリングの凹凸が綺麗に見えます。