ありうるハナシ

これは先ほどコメント欄に書いたものですけど、見逃してほしくないので ここに再度あげておきますね。
市 (^-^)/

で、あのさ、誰かさ・・
こういうの↓書いてくれんかな?・・・

月の裏側に巨大な物体が近づいて見えなくなったのをNASAが確認する。やがてそれは地球からまっすぐの月面にゴキブリのように動いてきて停まった。肉眼で見えるサイズだ。全世界が騒然となり、地球人は全員がそれを見つめる。ほどなくしてNASAはシグナルを受信する。それはボイジャーが人類の紹介をするために宇宙に放ったメッセイジだった。やがて、その物体から50個ほどの物体が分散しながら地球に向かって降りてきた。そのひとつが富士山の麓に着陸する。カマボコ形で長辺が20kmもある巨大な宇宙船だ。そのハッチから径60mほどの円盤が50機ほど飛び出して行き、それぞれに海や湖、河や山に潜っていく。そのなかのいくつかは大都市にやってきて数千人もの人間を生きたままとらえてカマボコ基地に運ぶ。政府主導でコンタクトを試みるも返事などなく、異星人は姿も見せない。家族を拉致された人々は抗議行動を起こすためにカマボコの近くに行くが、寄ると身体がしびれて動けなくなる。当然ながら自衛隊は武器など使用しない。アメリカ、ロシヤ、チャイナなども静観するのみ。やがてカマボコの屋根からガスのような霧が高々と放出される。それを収集して科学者たちが解析すると・・・それは人間の身体を完全解体し、DNAもなにも検査され尽くしたあとの灰のようなものだった。

さあ!! この後どうなるのか?・・・

請う!! ショクンの展開センス!!

27件のコメント

  1. 晴れ晴れショー

    誰が、どのように味付けして頂けるのか非常に楽しみですね。(^o^)

  2. MIZ

    イチローさん、トライしてみました。
    しかも、登場人物沢山で。

    イチローさんの序章からの続きです。

    「・・・以上が異星人の宇宙船から放出された物質の分析結果です」。
    文化相の森が説明を終えると、すかさず官房長官の須加が質問した。
    「拉致された国民は、殺されたということですね」。
    「はい。塵というか灰というか、そんな状態ですけども、間違いなく微細な人体組織、細胞の構成物質です。DNAも抽出しました。その量は数人数十人のレベルではありません」。
    森は説明を終えると末席の自分の席へ戻った。

    国家安全保障会議の議長、内閣総理大臣、阿部は頷いて続けた。
    「さて諸君、これだけで異星人の目的が侵略と断定して良いものか、というのはある。単なる環境調査の一部かもしれない」。
    「他国に着陸した宇宙船では、我が国で発生しているような人類の拉致はないそうだ。植物や野生動物の採取捕獲ぐらいはあるだろうが、人的被害の報告はない」。
    「国連としても、各国の宇宙船とのコンタクトを試みているが成功の報告はいまだない」。
    「防衛大臣、次の説明を」。

    「はい。総理」。
    防衛大臣の斧寺が説明に立つ。
    「アメリカの動きですが、本国では着陸地の被害においても人的被害の報告はないそうです。現在は軍が遠巻きに監視し、コミニュケーション確保に全力を注いでいるそうです。これにはSETIの研究者も参加しています。在日米軍関係者についても拉致被害がないことを確認済みです。今後、在日米軍関係者に拉致被害が発生した場合の対応を、在日米軍司令部と協議中ですが、基本的に正規軍の日本国内への投入は無いとのことです。ただ、自衛隊の投入、すなわち防衛出動がある場合はSOF、アメリカ特殊部隊の随伴は許可して欲しいとのことです」。
    「続いて中国ですが、外務省には国連発表以上の報告はないとの事を外務大臣より報告を受けました」。
    「共産党指導部は人民解放軍を投入していることは間違いありませんが、例の近付くと身体に異常をきたす現象がありますから、即時に何かが判明するということは無いかと思います」。

    「日本だけか」。
    いままで厳しい顔で聴いていた副総理の浅生が呟く。
    「日本だけなんだな。厳しい状況にあるのは」。
    「現状判明している状況としては、そのようになります」。
    斧寺が答える。
    浅生は総理の方を向きながら、
    「我が国が対応を誤ると、我が国だけでなく全世界全人類の未来に影響を与えるわけだ。総理、防衛出動は無し、ですな」。
    阿部が厳しい表情で須加に聞く。
    「官房長官、防衛出動無しとなるとどうなる」。
    「警察案件となります」。
    須加も厳しい表情で答える。
    「警察庁長官を呼んでありますから、説明させます」。
    国家安全保障会議に呼ばれた警察庁長官の阪口は、緊張した面持ちで説明に立つ。
    「人質救出任務ですが、犯人とのコミニュケーションが取れない状況ですから、強行突入となります。警察特殊部隊が宇宙船内に突入し、人質の捜索、保護救出、宇宙船からの脱出。法規上一般の人質救出任務と何ら変わることはありません。どの部隊を出すかは検討中です」。
    「長官、ありがとう」。
    須加は引き続き話す。
    「長官が話したように、防衛出動がない場合は法規上警察案件となり誘拐事件として処理します」。
    「可能かどうか、ではありません。日本の法律上それ以外の方法はありません」。

    「となると超法規的措置、かね」。
    浅生が法務大臣と防衛大臣に向かって尋ねる。
    「超法規的措置ですか。法律にはありませんが」。
    法務大臣の神川が渋い顔で答える。
    「超法規的措置となりますと、特殊作戦群から部隊を出すことになります」。
    斧寺は当然のように答える。
    「例の部隊は使えるのかね」。
    浅生が尋ねる。
    「はい。副総理。いつでも出せます」。
    斧寺がこの時だけは自信有り気に答える。

    浅生は阿部総理に向かって話し始めた。
    「さて、総理。宇宙船の周りには拉致された家族が集まっている。二次被害も出ているそうです。民兵として突入しようとする者も出てくるでしょう。あのシールドというか、身体に異変を及ぼす空間を突破出来ればですが」。
    「しかし、いつまでも静観という訳にもいきますまい。他国は我が国の出方次第というところでしょうし、中国はいざとなれば核兵器で、なんてところでしょうな」。
    「さあ、総理。決断しなさい」。

    阿部総理は、その場で立ち上がると宣言した。
    「よしっ」。
    「我が国は・・・」。

    つづく・・・かな?。

    • 市

      「しかしですな、これほどの科学力を持った星人の船に特殊部隊だのミサイルだのを使用しても効果などない可能性のほうが高いような気がするのですがね。さらに考えるに、富士山麓に来ているカマボコはAI操作によるロボットなのではないかと・・そしてそれを攻撃すると月面にある母船から想像を絶するような反撃があるのではないかと・・・」
      と、永田博士が発言した。

      いやはや、MIZさん たいへんだね〜(^o^)ニマニマ

    • MIZ

      ゲッ!。
      ど、どうしましょ?。
      博士〜、タスケテ。

    • 市

      これは当然のなりゆきだよ美図どの(^^)

      そしてジャパンの政治家はアメリカが行動を起こすまではミズからはなにもしないよ(^○^)

      彼らは地球人をどうしようというのかが明確にならないと進展がないのでタノムよ〜(^o^)

    • elan

      私は、仮想現実の世界で実験していた「人間」と「地球」のデータを回収に来たような話を思い浮かべましたね。灰になったのは、ニュートリノを照射して生体のデータをそのままデジタル化した結果とか。そして、そのデータを取られた人は、実は他の世界で再生するためだったり。つまりデータ化しない人間は落第なんですね。
      とまあ、そんなプロットかな。
      だけど身もふたもないですよねぇ。

  3. 晴れ晴れショー

    イチローさん。お待たせしました。
    今日の総歩数合計は10310歩でした。
    えっと、書くのは書かせて頂きますけど公証や設定が滅茶苦茶な上に、多分、人が読んだら不愉快になるようなシーン何かも出てくると思いますので、そこは読みたい方だけ読んで頂けると助かります。後、誤字脱字も勘弁下さい。

    官邸で、難しい話が取り交わされている間に、1人の男が復讐の為に念入りに準備をするために動き出そうとしていた。
    男の名前は忘れた。男は、40年以上生きて来てこれといった取り柄もなかったが、偶然、知り合った人間からSNSを紹介され人数こそは少ないものの、その道のエキスパートと繋がりがあった。
    そして、男には過去に精神科の通院歴があったのだが完治してから20年以上たち、特に犯罪歴等も無かったので狩猟免許を習得するに至った経緯があった。
    男は今は通ってはいないが、障がい者として通っていた通所施設時代に、そこの通所施設が実施していた講演会等に顔を度々出していた。
    その講演会は小規模なものから、障がい者の家族会が主催する大規模なものまで多々あった。
    小規模なものは、無料で講演会で招いた精神科のドクター(主に院長クラスの方々)が資料を配布し病気について説明したり、後は通所施設のメンバーさんが、自分の病気の事を説明して理解を深めてもらうといった事が行われていた。
    大規模なものは多分、全国の家族会が主となり、この時ばかりは右も左も関係無い政党の政治家が集結し、外国からゲストを読んで海外の精神科の治療の状況や状態等、自分の経験に基づいて喋っていくというものだった。
    それらは大規模になるがゆえに無料ではなく、コンサートのプラチナチケットを飼うほどではないにしても、聞きにいきたければ幾ばくかのお金を払って聞きに
    いかねばならない代物だった。
    そんなこんなで、大規模な講演を聞き終わった男は帰りしなに、とあるブースが目に止まった。
    とあるブースというのは特殊区域の方々がやっておられる、平たくいうと部落の方々がやっておられるブースで書販物等は飼わなかったのだが「へー、こんなんもあるんや」という感じで、ちょっと見てるだけだったのだが、そのうち何回か顔を出しているうちに顔馴染みになり、
    やがて、どういうつてだったかは忘れたが、部落の会長の家に出入りできる迄になった。
    男は、つらつらと表面上は冷静を装いながら心に復讐の炎をたぎらせていた。
    男には妻と子供がいた。
    いた 、という表現になったのは先のUFO騒動で妻と子供を亡くしたからである。
    亡くなった妻とは、30前半の時に知り合い5年後に苦労末、結婚する。
    子供は8ヶ月前に授かったばかりで、可愛いさかりだった。
    それが、1週間前に粉微塵の状態で帰って来た。
    男は現実を受け入れられなかった。
    よしんば、それをしようとしても心や理性が、それを拒否するのである。
    SNS仲間も数人犠牲になり、そして部落の知り合いも何人か犠牲になり、全てが憤っていた。
    ワイドショーでは、連日、UFO特集が報じられ、ネットでも、どうやったらこの国難を乗り切ることができるか真剣に討論されていたが、何せ前例の無い事なので結論は出せずにいた。
    男は行動せずにはいられなかった。
    何も突出した物は持ってはいなかったがコネだけはあった。
    特に、もうちょっとしたら会長の許しを得て(勿論、相談してだが)自分の持っている武器意外、飼い足したり、闇で飼い足したりしようとしているので、色々考えていた。
    会長の力以外にも、SNSの仲間で1人、アメリカかヨーロッパか忘れたが、外交官がいたなぁ。
    そいつの力も借りないかんなぁ、と考えている男であった。

    と、ここまでが私の考えたシナリオです。イチローさんから話をかけと言われた時は正直、非常に嬉しかったです。
    ですが、私は、嬉しい時や しんどい時、
    後は脳に過大な不可がかかった時などに眠れなくなってしまうという症状が出てしまいますますもので、今日ばかりは久しぶりに眠剤をのんで寝ようかと思います。
    まぁ、その前に飯食ってドローの練習はしますけどね。
    一応、この話は虚構も真実も混じってますので悪しからず。ではまた、の前に
    MIZさんの話の続きでも良いですし、
    私の話の続きや、私の話を叩き台にして話を書いて頂いても良いですし、
    全く新しい方向から、話をチャレンジして頂いてもらっても良いですね。
    取り敢えず、これ以上の力作は書けないので、誰かにバトンタッチしたいと思います。ではまた。(@^^)/~~~

    • 市

      力作だよ!!
      良くぞ書いたね(^^)/

      力作の意味だが、これは佳作だ傑作だという意味ではなくて「その人の持てる力を出し切った作品」という意味だ。ま、拳銃の試合でいえば、名人たちのようには撃てなかったが、自分の今の力は出せた・・という意味だ。
      そして物事にチャレンジするには、力作を重ねることが重要なのだよ。今後も、晴れ晴れ頑張れ!!

  4. MIZ

    イチローさん、続きです。
    気付いたんですけど、私って意外と速書きですね。

    では、どうぞ。

    国家安全保障会議が行われていた同じ頃、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の、馬論羽(マ・ロン・パ)教授が不思議な現象の解に気付いた。

    マは台湾生まれ。飛び級を重ねて16歳で東大に留学。2年後に東大大学院へ進み理論物理学の博士号を取得。
    そのまま研究者として大学に残り、28歳の時に同じ研究室の日本人女性と結婚。日本国籍となり、カブリ数物連携宇宙研究機構発足時より研究者となった。
    専門は量子宇宙論。またその類稀な才能を活かし量子コンピュータやネットワークに関する数々の画期的な論文も発表している。
    マの研究目的は超統一理論を完成させること。
    ニュートンの運動とアインシュタインの重力。そして量子論。
    この3つを矛盾することなくエレガントに統合する理論。
    アインシュタインが言った「私は、神の方程式が知りたい」の神の方程式と言える理論。
    マは、完成までもう少しのところまで来ていると思っている。
    ただ、今のところマ以外で理解している者はいない。
    そんなマもまた、今回の異星人侵攻対応を依頼された科学者のひとりだ。

    「もしもし、マですが、機構長とお話したいのですけど予定はどうでしょう」。
    カブリ数物連携宇宙研究機構の永田機構長の秘書へ電話をかけた。
    「マ教授、直接お会いしてのお話でしょうか」。
    「ええ。そのようにお願いしたいのですが」。
    「そうしましたら、永田博士のご予定を確認しまして、折り返しご連絡いたします」。
    「あの〜、なるべく早急にお願いします」。
    「かしこまりました。マ教授」。

    東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の機構長である永田博士。
    博士の専門も理論物理学。
    いや、物理学と言うよりは宇宙論。
    これまでも数々の功績を残している世界有数の研究者だ。
    異星人の件の日本における科学者チームのリーダーでもある。
    その永田博士が、今回の異星人の侵攻についてある疑念を抱いていた。
    ボイジャーの信号だ。
    彼等はなぜボイジャーの信号をそのまま地球に送信したのか、出来たのか。
    その前に、ボイジャーの現在の位置はまだ太陽圏を出たばかり。太陽系最遠部のオールトの雲まではまだまだ遠い。そんないまだ地球の近くといえるボイジャー、彼等はどうやってその存在を知り得たのか。
    時空を超越しているのでは?。
    果たして彼等は生命体なのか?。
    それが永田博士の疑念。

    マもまた、世界中の研究者と同じように、彼等はどこから来た何者なのかを調べていた。
    データはそれほど多くない。
    確実に言えるのは、彼等は突然そこに現れたということ。
    地球のあらゆる観測網をすり抜けることなどあるだろうか。
    いや、その前に観測出来る速度だと彼等は地球にやって来ることなどは出来ない。
    既知の理論では説明出来そうにないことは最初から分かっていた。

    マは連絡を待っている間、何度も何度も浮かんだ疑念を考えていた。
    「彼等は何がしたいのだろう」。
    「何が欲しいのだろう。何を知りたいのだろう」。

    その時、電話が、鳴った。
    「はい。マです」。
    「マ教授、永田博士が今すぐお会いになるそうです。こちらに来て下さいますか」。
    「はい、ただちに」。
    マはそれだけ言うと、電話を叩きつけるようにして切り、資料を抱えると自分の研究室を飛び出し、永田機構長の部屋へと走った・・・。

    つづく・・・ホントにつづくのか?。

    by 落としドコロが見えなくて恐怖に震えるヲトコ。

    • 市

      MIZさん、
      ほんま早書きやね♪
      これは行きがかりの縁というもの、仕事をさぼらんていどに頑張って書いてほしいよ♪

      ちなみにボイジャーが地球のインフォを宇宙に放つというときに永田博士は大反対したんよ。敵が群雄割拠しているジャングルでの戦いで夜になって火を焚くなどもってのほかの自殺行為だとNASAに詰め寄ったもんだ。しかし平和ボケの科学者たちは「宇宙人は平和の使者としてやってくる」と信じて疑わない。「馬鹿者!! コヨーテがウサギと和平を結ぶためにわざわざ徘徊するもんか(-_^:) 惑星には寿命があるからな、彼らは移住先と水と食料を常に探しているんだよっ!!我ら人間だってそうしているだろうが!! あ? (-_^:)」と激論を交わしたのよ。平和ボケ人は宇宙はジャングルではないと言う。永田博士は、宇宙はジャングルよりも恐いという。見解の相違というやつだね。ここんとこを書いてな(^-^)/

    • Σ(゚ロ゚) マ!

      by マの母はマママ マの母はマママ マの母はマママ・・・と早口で言いタイワンなオトコ

    • MIZ

      現在書き進めている内容から、この先の展開を予想するに、マ教授が非常に重要な人物になり、マ教授の頭痛、あっ、いや、頭脳次第になりそう。

      頼みましたよ、マロンパさん。

    • Σ((゚m゚;) マ!!

      by カブリ数物連携宇宙研究機構はゼンゼン知らないけれどグリコ カプリコのンマサならばよーく知っているオトコ

  5. 晴れ晴れショー

    イチローさん。やっぱり続きは書いた方がよいでしょうか?自分でも、話をどの方向に持っていっていいかわからず、悩んでいます。(/≧◇≦\)

    • 市

      悩まず、考えること自体を楽しむこと。いろいろと空想を広げ、創造空間に自分が存在することに快感を覚えるようになるといい。

  6. MIZ

    イチローさん、課題小説続きです。
    マ・ロン・パ教授の頭脳が冴え渡ります。

    「機構長。ガンマ線です。ガンマ線なんですよ」。
    マは永田博士の部屋へ入るなり話し始めた。
    富士山の麓の宇宙船周辺は、異常に強い線量のガンマ線が観測されていた。
    「まあ、マロや、とにかく座れ。それからだ」。
    永田博士はマ教授を諭すような優しい口調で話すと、椅子を勧めた。
    永田博士はマ教授のことを親しみを込めマロと呼ぶ。

    「ガンマ線の件はワシも聞いてる。宇宙船のエネルギー反応ではないかとの話しだが」。
    「イチロ、じゃない、機構長、違うんです」。
    マは持って来た資料をテーブルに広げると話し始めた。
    「宇宙船のエネルギー反応なら常時観測されるはずです。しかしこのガンマ線は違う。観測されたりされなかったり、強かったり弱かったり」。
    「マロや、宇宙船の出力調整の結果とは考えられんか」。
    「いえ機構長、宇宙船のエネルギー反応でこんな不安定さが現れることはあり得ない。各国からの報告でも、測定値はバラバラです」。
    「確かにそうだが。それじゃあ、いったい何の反応から出てると考えているんだ。ガンマ線のような強力な放射は簡単には作れない」。
    「通信です」。
    マは自信有り気に答えた。
    「通信なんですよ、機構長」。
    「これは月にいる母船と、着陸している宇宙船との通信による反応です」。
    「いや、もしかすると奴らの母星との通信かもしれない」。

    月にいる異星人の母船からも、地球に着陸している宇宙船からも、通信と思われる一切の電磁波の放射は確認されていない。
    なのにマは通信と言い切った。
    「機構長、アポロの月探査から顕著化した問題。火星探査でも数々の問題を引き起こし、ボイジャーにいたっては・・・」。
    「マロや、通信遅れの問題だろ」。

    通信遅れ。
    地球と探査機との距離が離れれば離れるほど、送信から受信までの時間差が生じる。
    電磁波の速度は299792458m/s。
    時速で約10億8000万km/h。
    それでも、月までは1秒以上かかる。
    月に指令を送り反応を確認するのに3秒かかる。
    系外惑星までの距離は数百光年。
    リアルタイム通信など不可能だ。
    電磁波を使っている限りは。

    質量を持つ物質は光の速度を超えることは出来ない。
    アインシュタインの相対性理論だ。
    しかし、ビッグバン宇宙論では、ごく初期の生成直後の宇宙は光の速さを超えて膨張したとされる。
    それはインフレーション理論と呼ばれているが、なぜ宇宙が光の速さを超えてインフレーション出来たのか、『物質はいかなる場合も光の速さを超えることはない』。
    そう物質は、だ。
    エネルギーは違う。
    初期宇宙は純粋なエネルギーで満たされていた。
    物質ではない純粋なエネルギーに光速の制約は働かない。
    光の速さを超える。

    エネルギーと物質が等しいことはアインシュタインの誰もが聞いたことのあるあの式で証明されている。
    E = mc2
    エネルギーは質量と光速の二乗の積に等しい。
    エネルギーと質量即ち物質は等しい。
    純粋なエネルギーは質量を持つ物質に変換でき、また、質量を持つ物質はエネルギーに変換できる。
    この宇宙の成り立ちの一つ。

    マが研究している量子宇宙では、また違った側面が見えてくるようだ。
    マしか理解し得ない世界が。

    「マロや、詳しく聞こうかの」。
    永田博士は身を乗り出し、マ教授の目を見つめた。

    つづく・・・ど、どこまで続くのか?。オソロシヤ。

  7. MIZ

    イチローさん、続きです。
    最初の話しと整合をとりました。
    ここまではスムーズ。
    が!、この先の落とし所がムズイ。
    ドンパチに突入するのか?、マ教授の頭脳戦で行くか?。

    では、どうぞ。

    その4。

    「さあ、総理。決断を」。
    国家安全保障会議で、副総理の浅生が
    阿部総理に決断を促す。
    「よしっ」。
    「我が国は、超法規的措置をとる」。
    「主力は自衛隊。だが表向きは警察特殊部隊による拉致被害者救出」。
    「この作戦には、科学者チームからも参加してもらう」。
    「以上、関係省庁の大臣長官には細部を詰めていただく」。

    総理が決断したことにより、状況が動き出した。
    会議終了後、各大臣の後ろに控えていた秘書官達が一斉に連絡に走る。

    会議室に残った阿部総理は、隣に座る浅生副総理に話しかけた。
    「浅生さん。これでよろしかったのですよね」。
    阿部の言葉はどことなく不安げであった。
    「総理、アメリカとは話しがついてる。シールズなのかデルタ・フォースなのかは知らんが、奴らの部隊もコッソリと受け入れる。あと、アメリカの科学者チームからも人間を受け入れる」。
    浅生は最初から決まっていたかのように話した。
    いや、国家安全保障会議の開催前から話は決まっていたのだ。アメリカと日本との間で。

    会議室には、阿部と浅生の他に、防衛大臣の斧寺と官房長官の須加の2人も残っていた。
    「斧寺君、例の部隊は出せるよね」。
    「はい副総理。いつでも」。
    この時、総理大臣の阿部だけが怪訝そうな顔をする。
    「浅生さん、その例の部隊とは何ですか。私は知らない。内閣総理大臣が知らない自衛隊部隊なんて存在するのですか」。
    「官房長官。総理に説明してくれ」。
    「では総理、私から説明いたします。この部隊は・・・」。

    例の部隊。
    それは、陸上自衛隊特殊作戦群内にある極秘の対テロ部隊。
    9.11テロ以降、政府は対テロの重要性に気付きはしたものの、自衛隊内への具体的な部隊創設とまではならなかった。警察との兼ね合いもあったが、防衛出動が必要になるからだった。
    世論は防衛出動無しで自衛隊が動くことには理解を示さなかった。
    それがいっきに動き出したのが、大震災後。津波による原発への被害が発生してから。
    政府はテロによる原発攻撃、放射線被害を恐れ、自衛隊内に対テロ専門の特殊部隊創設を決めた。しかも極秘裏に。
    その時、政府内で指揮を執ったのが浅生であった。故に彼の部隊とも言えた。
    その部隊は特戦群内にあるとはいえ、特戦群に指揮権はない。政府直轄の部隊だ。
    その隊員達のスキル、装備はずば抜けている。
    隊員達は全国の部隊からの一本釣り。
    その上で、過酷な選抜試験を経て任命される。
    部隊規模は4個小隊からなる中隊規模。
    部隊長は2等陸佐。中隊規模ではあるが、その特殊性から2佐が指揮を執る。現在の指揮官は佐藤2佐。
    個人装備も一般的な部隊とは違う。
    アサルトは89式小銃ではなく、H&K社のHK416。
    ダットサイトもしくはスコープを装着。
    CQB用には同じくH&K社のMP7。
    こちらもダットサイトとサプレッサーを装着。
    ハンドガンはSIGのP226。
    こちらは、通常のバックアップウェポンとしてのハンドガンの考えとは違い、R226マウント、ダットサイト、ライト、レーザーを装備した狙撃拳銃となっている。
    原発施設内という特殊性を考慮しての装備である。
    これらは基本装備であり、この他に狙撃銃として338ラプアを使用するDSR-1、対物狙撃銃としてベレットM107。
    その他、ショットガン、グレネードランチャー等も装備する。
    予算は帳簿上不信を抱かれることがないよう、官房機密費から出ている。
    装備的には、世界の特殊部隊となんら遜色ない。
    違いは、実戦経験が無いだけ。
    そう、彼らには実戦経験が無いのだ。

    「・・・以上が部隊に関する概要です。総理」。
    須加が説明を終えると、阿部が質問した。
    「だいたい分かりました。ただ部隊の名前が出てきませんが。浅生さん」。
    浅生はその場にいる者達の顔を見ながら答えた。
    「部隊名は無い。名無しだ。なんせ極秘だからな」。
    「今までは、その時の隊長の名前で呼んでる。今は、佐藤君の部隊、ってことだな」。

    つづく・・・ヤバいぞヤバいぞ!長編になっちまう。

    • 市

      その時アメリカからの特別電話が鳴った。
      トランパ大統領だった。
      「ミスターアベ、すまんが我が国からは科学者も特殊部隊もいっさい出せん。知ってのとおり、アメリカもエイリアンのことでパニックとなっており助けなど出せない状況だ。下手をすると人類が皆殺しになるかもしれない。相手の力は計り知れないので、くれぐれも鉄砲などで突っかかるような軽率はしないよう頼む・・・。

  8. 須田浩之スダヒロシ٩( ˇωˇ )و

    さらにこちら
    https://www.youtube.com/watch?v=Y4MszoI2xl8

    銀河辺境地域にある、ありふれた恒星系である
    我々の太陽系に一つある、約1万5~6千年前あたりに水を大量に得た惑星であろう地球ですが、
    白色矮星とブラックホールの中間状態で生まれた重金属の、爆発的な飛散を一部に受けて小惑星のわりに重金属が若干多くあることをのぞいてはあまり目立たぬ存在です。
    長期的には不安定である星系であるので、いまだに作用反作用以外の星間飛行技術は持たず、我々の寿命は星間飛行ができるほど長くはありません。完全な4次元マップを持たないため、時間経過後の星間物質配置がないために、長期間の宇宙航行も持ちません。
    ながいあいだ、自殺因子とかってに名付けた因子が、どのような経緯でできてきたのかなと思っていたのですが、このサイトの物語は面白く読むことができました。
    月の後ろ側の天文台が、太陽面にはないときにしかできない、深宇宙探査が、たぶん行われてるんだろうかなあとは思っていましたが、
    先行き、いろいろ判ってくると、現実は面白くなっていくのかなあというか、なっていくといいね、
    と思っています。

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